今日の１本

昨日は松の屋でとんかつ定食を食べるか、
東京チカラめしで野菜たっぷりの定食を食べるか迷いましたが、
結局、駅北側の地下道をくぐって西口のチカラめしに行くことにしました。


このところ快進撃が続いてた東京チカラめしですが、
いつもの店舗に行ってみると、
客の入りが少なく、空席が目立っていたのに驚きました。
客は５、６人くらいしかいませんでした。

時間はいつもより少し遅い、１１時４０分、
券売機で定食の食券を購入して席で待っていると、
白板には食券の半券が５枚程度並んでいました。

私の後から数人が入ってきて、
いずれも定食にフライを追加したものをオーダーしていました。

先に入っていたオーダーがはけたので、
今度は私の番かと思っていたら、
出てきた料理はフライがのっていないにも関わらず、
後から入っていた客のところに。

その客の注文したのはメンチカツを追加したものだったので、店員に言うと、
店員はメンチは後から別に出てくると言って次の作業に入りました。

また、特盛にした人に普通のライスが出されて、
客が文句を言っているのも聞こえてきました。


その後も、フライの乗った定食が続々と出てきて、
待つこと約１０分、ようやく出てきた定食はメンチカツ付きだったようで、
奥の方ではそのやりとりがありました。
見ると、確かにメンチカツらしきものの痕跡が残っていました。


ただ、こういうミスは大したことはありません。

問題は、内容の変化（質の低下）です。

定食の肉は、焼き過ぎでかたく、焦げたベーコンかビーフジャーキーかと思いました。
付け合わせの野菜は今まではキャベツが大部分を占めていましたが、
それがほとんどもやしになっていて、キャベツは１割もありませんでした。
そして、出される鉄板はただの容器になっていて、
焼ける音も熱気も全く感じられす、
中の野菜の水っぽさだけが印象的でした。

また、この店で４回定食を頼みましたが、
肉の量がバラバラで、２倍以上の差がありました。
一番良かったのは最初に行った時で、
メニューのようにたっぷりの肉が重なってきれいに並べられていました。
２回目は非常に肉が少なく、
野菜の上に肉がまばらに並べられているだけで、
数を数えると６枚しかありませんでした。
あれはどうみても焼肉定食ではなく、野菜炒めです。
３回目と４回目は肉の量はやや増えていましたが、
最初に出てきたメニューの写真に近いものとは別物でした。

また、野菜サラダはパリパリ感が全くなく、
前日に食べた吉野家のコールスローかと思ったほどで、
刺身のつまのように丸まって全部箸でつまめるようになっていました。

これでは、わざわざ定食を頼む理由はなく、
東京チカラめしに行く理由もなくなりました。

行ったとしても、定食ではなく、２００円安い焼き牛丼だけを頼むしかなく、
それが一番お得になってしまいました。


昨日はそんなこともあり、
客が異常に少なかった理由がよく分かりました。

店を出たのは１２時を回っていましたが、
店内には空席が目立っていました。


今まで快進撃を続けていたのに、
この変わりようは何なんでしょうか？

やはり、店舗を急速に拡大し過ぎた弊害が出てきたものと思われます。

しばらくは池袋に行っても
東京チカラめし以外の店に行くことにします。