今日の１本

牛めしの松屋では、５月３１日から久しぶりのチキンメニュー「厚切りチキングリル定食」が販売されています。既に２週間経過しましたが、ようやく食べることができました。


特徴

「厚切りチキングリル定食」は厚切りでジューシーなチキンに青ネギを盛り付け、
特製の香味ダレとお肉の相性がバツグンです。

というように、鶏肉は厚めで量が多いと感じました。
肉の内部にも味がしみ込んでいることから、
既に調理済みのパックを加熱して青ネギをトッピングしているだけだと思います。

肉に味がしみ込んでいるのはいいのですが、
特製の香味ダレがさらっとし過ぎて水っぽく、
味も安っぽさを感じました。

できれば、みたらし団子のタレのような少し甘みのある
ドロッとしたタイプの方が良いと思います。


肉の味

肉の食感は焼いた肉ではなく、完全に煮込んだ肉の食感で、
肉の内部に味がしみ込んでいて良いのですが、
歯が無くても食べられそうなくらい柔らかいので、
物足りなさを感じました。

少し付いていた皮はもちろん柔らかくなっていて、
大戸屋の炭焼き鶏のオレンジポン酢定食のイメージで食べるとがっかりさせられます。


タレの味

タレの味には甘みとコクが感じられず、スパイシーさもありませんでした。
そのあたりが安っぽいと感じられる原因です。

これに塩コショーをかけると、味にアクセントが出てなかなか美味しくなりました。


青ネギ

青ネギを始めとしてネギたっぷりというのが最近の松屋の傾向です。
好きな人にはいいのですが、嫌いな人には嫌がらせのように感じさせます。

どこかの牛丼チェーンの真似をしたのでしょうが、
そのあたりは考え直した方が良いと思います。

好きな人用に、トッピングとして別料金にした方が良いのではないでしょうか


丼と定食の同時展開

今までの松屋は新メニューは丼だけか定食だけのどちらかでしたが、
最近は丼と定食を同時に展開するようになりました。
これに肉がダブルのＷ定食と、丼に生野菜と卵をセットにした野菜セットを加えて、
選択肢を広げています。

マーボー豆腐の時は、店舗を分けて丼と定食を展開し、その後定食一本にしましたが、
それとは戦略を変えてきました。

そのあたりは、客単価を上げるためにも、客の選択肢を広げる意味でも、
よく考えられた戦略だと思います。


値段

580円、Wｻｲｽﾞ880円
※Wｻｲｽﾞはお肉が2倍でﾗｲｽ大盛･特盛無料


カロリーと栄養成分

カロリー　　880kcal　(Wサイズ 1277kcal)
たんぱく質　36.0g　 （Wサイズ 61.8g）
脂質　　　　29.4g　 （Wサイズ 56.2g）
炭水化物　　109.0g　（Wサイズ 116.6g）
ナトリウム　2271mg　（Wサイズ 3868mg）
食塩相当量　5.8g　　（Wサイズ 9.8g）


ラインアップ

厚切りチキングリル定食　580円
（生野菜・ライス・みそ汁付き）

厚切りチキングリルW（ダブル）定食　880円
（生野菜・ライス・みそ汁付き）

厚切りチキングリル丼　（並）480円　（大盛）780円
（みそ汁付き）

厚切りチキングリル丼野菜セット　（並）620円　（大盛）920円
（生野菜、玉子、みそ汁付き）