今日の１本

店頭のポスターやホームページの写真を見ると、
結構おいしそうに見えるので
先日、初めて食べました。

出てきたものを見ると、しょうが焼き定食のようなしょぼい感じはなく
味も期待通りだろうと思っていましたが、それが大誤算でした。

肝心のハンバーグがイメージとは全く異なるもので、
見た目以外はそれがハンバーグなのかどうか
全く識別できないものでした。

目をつぶって食べると
それをハンバーグと分かる人は一人もいないのではないでしょうか。

ハンバーグを口に入れた瞬間に感じたのは、
ふんわりとして柔らかすぎる歯ごたえの全くない肉は、
煮過ぎたつみれか弾力のない魚肉ソーセージ、
とろりとした表面が舌や口の粘膜に接触する感じは、
まるで麩を食べているようでした。

どうせ、レンジでチンしているだけだとは思いますが、
その柔らかさは歯がなくてもしっかり食べられるレベルで、
乳幼児の離乳食か老人用の介護食のようでした。

子供の頃に食べた、スーパーで束で安売りしている
温めるだけのハンバーグもひどいと思いましたが、
口にした時にハンバーグだと分かるだけでも立派です。

しかし、ここのハンバーグはそれにも及ばない代物で、
あのハンバーグなら噛まずに一気飲み出来そうです。

さすが、すき家

幅広い年齢層に食べてもらえるメニューを
よく開発したものだと思いました。