今日の１本

麻婆豆腐の素は、調味液の中に肉が入っていて豆腐だけを加えるタイプと
肉も別に加えるタイプの２種類が市販されています。

お手軽さでは前者のひき肉の入ったタイプですが、
本格的な麻婆豆腐の味を求めると、
後者を選ぶしかありません。

前者のひき肉の入ったタイプは、
本格的な麻婆豆腐とは程遠い味で、
いわば、「麻婆風あんかけ豆腐」と言った方が良いものばかりです。

一方、肉と豆腐を別に用意する後者の商品は、
味は本格的なのですが、
値段が高いという問題があります。

しかし、この問題を解決する理想的な麻婆豆腐の素が登場しました。

それが、これです。



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　「七味芳香 麻婆豆腐の素＜辛口＞」

　豊かなコクと深みのある辛さが特徴で、
　痺れる辛さの花椒を別添にした本格麻婆豆腐の素です。
　 2人前×2袋入設計で使いやすさもアップしました。

　120g、花椒(ホアジャオ)付き　希望小売価格（税抜）180円

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以前は２人前×１袋入で、このタイプの他社の麻婆豆腐の素と同じ量でした。
しかし、それでも他社の麻婆豆腐の素より値段が安くて重宝していましたが、
それが今回の改訂で実質半額になりました。


ところで、麻婆豆腐の素というと、
この製品が有名で一番売れていると思います。



ひき肉入りで使いやすいのは良いのですが、
ニンニク味が強すぎ、麻婆豆腐本来の味がほとんどない、
平凡なあんかけ豆腐に過ぎません。

これを美味しいと言って喜んで食べている人の味覚がどうなっているのか
いつも不思議に思います。

ラーメンにおろしニンニクを入れて食べる人や、
スーパードライを美味しいと言って喜んで飲んでいる人は
きっとこういうのが好きなんだろうなと思います。

でも、これを麻婆豆腐と呼んだら、中国人に怒られてしまいます。

売れているものが良いものとは言えない典型的な例です。