2014年04月03日

駅構内図は本当に必要か?

地下鉄やJR線などの電車を利用する時、
乗車する位置が階段などに近いかどうかを知ることは非常に便利ですが、
駅構内図を見る必要は本当にあるのでしょうか?

私は駅構内図を見ることはほとんどありませんが、実際に見てみると、
小さな駅では構造が簡単過ぎて見る必要性が感じられず、
あってもなくても良いと思ってしまいます。
特に、改札口が一つしかない場合は、
そのあまりに単純で殺風景な図を見るとがっかりしてしまいます。

一方、複数の路線が乗り入れている大きな駅では構内図の必要性を感じますが、
図が複雑に込み入っていて、すぐにその内容を把握するのが困難です。
また、表示が小さくて拡大しないと分からなかったり、
拡大すると全体が把握しづらくなったりと、
大きな駅の構内図は非常に不便です。

特に、最近はやりの立体化された図では、必要な情報が上の階と重なってしまい、
見えなくなる場合が多いので、それをどうするかが課題となっています、
そのため、一部を切り取って下を見られるようにしたり、
見る位置を変えた図を用意するなどして工夫をしていますが、
それでも不充分です。

本当に見やすく、使いやすくするには、
完全な3Dデータ化して、自由に見る位置や角度を変えられるようにする必要があります。

駅構内図は本当に必要か?
       ↑この図を見てすぐに駅構内の状態が把握できますか?


ところで、電車を利用する時に本当に必要なのはどのような情報でしょうか?

それは、階段やエスカレーターなどの先がどうなっているかで、
(1)その先がどの改札につながっているのか
(2)その先からどの路線に乗り換えられるのか
(3)その先からどの出口(目的地)に出られるのか
これくらいの情報が分かれば充分です。

さらに、大きな駅では次の内容が分かれば望ましいと思います。
(4)階段やエスカレーターなどとその先の通路のつながり具合
(5)階段やエスカレーターなどと改札との位置関係と近さ(遠さ)

まとめると、
小さな駅の構内図はいらない
大きな駅の構内図は不便すぎる

大きな駅の構内図を使いやすくするには、
自由に視点を変えて好きな位置から見えられる完全な3Dデータとするか、
つながり具合だけを表現した簡易版にする必要があります。




Posted by offsite沼津 at 07:54│Comments(0)
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