2014年11月08日

安易な迎合が日本酒を滅ぼす!?

静岡県は知る人ぞ知る日本酒大国ですね。

でも、近年の日本酒の衰退に危機感を抱いている人が多いのは事実です。

そこで、日本酒を変えていこうという機運が盛り上がり、
それを進めていこうという流れはいいのですが、
少し前に若い女性の好みに合わせて造ったら、
とても日本酒とは思えない甘酸っぱいものになったという例がありました。

最近は日本酒で海外進出しようと意気込む蔵元さんがいらっしゃいますが、
そのために日本酒の個性を失わせてまで相手の嗜好に合わせようとするのも
若い女性の件と同じだと思います。

アルコール度数が低い甘酸っぱい飲み物を飲みたいのなら、
サワーとかカルピスでも飲めば良い訳で、
日本酒にそれを求めるのは筋違いだと思います。

やはり、日本酒を知らない素人が好き勝手に自分好みの飲み物を求めていったら
何が日本酒だか分からなくなってしまうと思います。

世の中が薄っぺらになってしまったからといって
そういう軽薄なものに迎合することは勘弁してもらいたいものですね。

そういう私も、神亀の良さは全然分かりませんが、
淡麗辛口でない旨い酒を飲んでいきたいと思っています。

下は10年くらい前のコラムになりますが、
今でもそう思っている人が多いと思います。

日本酒は「淡麗辛口」から「芳醇旨口」へ舵を切り替えよ!
~日本酒を復活に導く5つの方向性(2)~
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/d/13/index.html



Posted by offsite沼津 at 10:23│Comments(0)
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