今日の１本

松屋では１１月６日（木）から
「香味野菜のミートソースハンバーグ定食」の販売を開始しました。
値段を見ると６３０円の新メニュー路線から外れた５９０円は魅力的です。

そこで、この定食がどんなものかを確かめるため、早速食べてみました。


▼ハンバーグ
ハンバーグの大きさは意外と大きく、専用の皿にど～んと鎮座した様子は見事で、
第一印象はグッドでした。最近はずっとこの大きさかも知れませんが・・・

また、厚みも結構あって、数年前より肉の量が増えているような気がしました。

肉質は従来からの松屋のハンバーグと同じで、結構高級感のあるものでした。

以前にすき家で食べたレトルトのミートボールをハンバーグの形にしただけのような
安っぽいものではなく、ちゃんとしたハンバーグでした。

肉質に関しては、サイゼリヤやガストより良いかも知れません。


▼ミートソースとチーズと香味野菜
ハンバーグの上には特製のミートソースがたっぷりかけられ、
チーズが少しかけられ、パセリのような緑色の粉状のものがわずかにふりかけられていて、
トマトの赤とチーズの黄色とパセリのようなものの緑色で見た目は悪くはありません。

ただ、食べた感じではチーズはおまけのようなもので、
食べた印象はほとんど肉とミートソースだけという感じで
口の中で主張できるくらいくらいあっても良いと思いました。

一方、特製のミートソースは普通のものとは全然違っていました。
赤系の汁にトマトのみじん切りと透明系野菜のみじん切りが入っているだけで、
肝心のひき肉が入っておらず、濃厚な味付けでもないため、
あれだけ食べると誰もミートソースだと思わないしろものです。

しかし、ミートソースとしては物足りない淡い味付けですが、
ミートソースと思わなければそれ自体結構美味しいもので
ハンバーグのソースとしての違和感がないものだったので、
これは合格点です。

ひき肉に関してはハンバーグに必要かと言えば、無くても問題ないと思います。

商品名に入っている香味野菜については、
表面にふりかけられたパセリのようなものだけだったのか、
ミートソースの透明系の具がそうだったのか、よく分かりませんでした。

もしかしたら、パセリのみじん切りが入っていたのかも知れません。


▼デミたまハンバーグ定食との違い
松屋定番のデミたまハンバーグ定食と比べると、
あのデミグラスソースより今回のミートソースもどきの方が美味しいと思いました。
デミたまハンバーグ定食では上に目玉焼きがのっていますが、
半熟というかほとんど生の黄身がドロッと流れ出して
せっかくのデミグラスソースを台無しにしてしまうことがあったので、
それが無いことはミートソースそれ自体の味を最初から最後までしっかり味わえて良いと思いました。

値段の違いは目玉焼きの有り無しになっていると思いますが、
個人的には無理やり目玉焼きを押し付けられるより、
その分値段を安くしたこの選択は正解だと思います。

どうしても目玉焼きが食べたければ
トッピングで「プラスソーセージエッグ」１１０円を追加すれば良い訳で、
ソーセージが余計になりますが、それで済むかと思います。


▼５９０円という値段について
このところの松屋の期間限定新メニューはずっと６３０円でしたが、
このメニューは良心的な５９０円の設定になっています。

この流れが続けばいいのですが、どうなるでしょうか？

ところで、５９０円というのは
消費税増税前の５８０円の定食がそのまま５９０円になりました。

税率３％アップのため、本来なら１７円のプラスになりますが、
１０円だけの値上げにとどめたのは良心的だったと思います。

そのあたりは６００円にしてしまうと値付けの法則からしても高い印象を抱いてしまうので、
落としどころとしては５９０円しか無かったのかも知れません。


▼結論
「香味野菜のミートソースハンバーグ定食」はおすすめです。

最近の期間限定新メニューの中では最も美味しいと思うレベルで、
良心的な価格設定にも好感をもちました。

販売終了前に一度は食べておきたいものです。


以下は、松屋のＨＰからの転載です。

「香味野菜のミートソースハンバーグ定食」は、
ふっくらジューシーなハンバーグに松屋オリジナル香味野菜入りミートソースをかけ、
チーズをトッピングしたボリューム満点な逸品です。

　【商品名】
　香味野菜のミートソースハンバーグ定食　590円
　　（生野菜・ライス・みそ汁付き）