2010年09月06日

行ってきました、第13回 静岡県地酒まつり in Tokyo

昨日は、品川プリンスで「第13回 静岡県地酒まつり in Tokyo」が開催されました。

今年は20蔵が参加し、レベルの高い静岡酒を充分堪能できました。

臥龍梅は5種類ほど飲み比べてみると、
山田錦はあっさり感が出ていてややもの足りませんでしたが、
愛山はいちばん味が乗っていて美味しいと思いました。

磯自慢は、愛山の純米大吟醸と大吟醸を飲み比べると、大吟醸の方が味が乗っていました。
山田錦と愛山を比べると、数年前ブルーボトルで比較した時は愛山の方が美味しかったのですが、
昨日は山田錦の方が良い出来でした。

開運は38年くらいの古酒を味わってみました。
少し紹興酒っぽい香りがしましたが、古酒の割にはあっさりした香りで、
それは元の造りが良いからだろうと思いました。
味は意外と甘みがあって食前酒のようで面白い味でした。
個人的には好みです。
終盤に純米ひやおろしを飲んでみると、
味が乗っていてすっきりした味はなかなかで、
買うならこのクラスでも充分だと思いました。

杉錦はぬる燗が美味しく、
高砂は山廃のひやおろしと、特別純米誉富士が美味しいと思いました。

なお、今年は山廃と生元が目立ってて、どれも嫌らしい味わいがなく、
なかなか美味しいと思いました。

ところで、沼津の渡辺酒造は今年の9月で造りをやめたそうで、
すぐ近くに住んでいた者にとっては大変残念です。


一方、料理の方は、
いままで恒例の1時間おあずけ状態はなくなりました。
開始と共に提供されるようになり、
列も2つか3つに完全に分かれていたので、
混乱もなく多くの人が食べられました。

後半になると各テーブルに追加のオードブルが配られるのは良かったと思いますが、
場所取りしていないジプシーには逆に不利な状態でした。
知らない人の陣地にわけいって、料理をとるのは、
コソ泥のようで嫌な気分でした。

参加者の過半数はやむなくジプシーになってしまうので、
来年は検討して欲しいと思います。

気になったのは、
何枚もの皿に料理が盛られたまま、テーブルに放置されている状態です。
私が食べられなかった料理がほとんどのテーブルに最後まで残っていて、
これは無いなと思いました。

皿は1人1枚に限定して料理を自分で盛り、
汚れたら交換するというシステムが
不公平と料理の無駄をなくせるため、良いと思います。

今年のシステムは場所取りできた一部の人が大変優遇され、
ジプシーを余儀なくされた多くの人にとっては厳しい状態でした。

それはともかく、去年の悪いところがほとんど解消され、
関係者の努力を感じ、来年もぜひ参加したいと思いました。





Posted by offsite沼津 at 07:38│Comments(0)
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